バスで長崎へ
今月25日~27日にかけて、長崎で九州弁護士会連合会の定期大会が開かれます。これに参加するため、長崎に来ました。
今回はバスで行くことにしました。何年も前に買った回数券が余っていたのです。産交バスの回数券には期限がないようです。 九州産交のりんどう号。セレガFSが入線してきました。
FSはセレガの中でも廉価版の位置づけですが、この車は3列シート、トイレ付きで、全国的に見てもFSとしてはかなり豪華な装備を誇るクルマです。 この車は1995年式。当初は北九州線「ぎんなん号」用として導入されましたが、その後鹿児島線や県内快速線などで活躍したのち、現在は長崎線、佐世保線、北九州線あたりに入っているようです。 もうすぐ20年になろうという車です。当時、セレガFSが大量に導入されました。優等路線用の車両ですので相当に距離を走ります。したがって、個体によってはかなりガタがきており、廃車されたものもあります。ところがこの車はそれほどガタは来ておりませんでした。
山浦PAで途中休憩。 このあと、長崎バイパスでは上り坂でかなりしんどそうでした。エンジンは17リッターのV8自然吸気で340馬力/120kg・m。現在の基準からすると、少し出力が低いように思われます。
ほぼ定時に長崎に着きました。
八千代町にある長崎県営バスの車庫に産交のクルマが2台。左は三菱ふそうのエアロクイーン、右は日野セレガFSです。エアロクイーンは夜行のお下がりでしょうか?
九州急行や長崎自動車の車の間を走る九州産交。 長崎自動車のこの塗装は路線バス用の旧塗装ですが、これは鹿児島の南国交通の路線バス用の塗装とほとんど同じです。両社は歴史的に深いつながりがあります。長崎市内に南国殖産のスタンドが多いのも同じ理由です。
みなさんはどういう景色に長崎を感じますか?天主堂、グラバー園、出島、平和祈念像、といろいろ連想されますね。そういった定番のほかに私が長崎を感じるのは、この「どん詰まり」の駅である長崎駅。 言葉の本来の意味で「ターミナル駅」です。これだけ大きい駅でターミナル駅というのは日本国内の国鉄線の駅では珍しいように思います。
長崎に着くなり、さっそく九州弁護士会連合会の理事会がありました。理事会では持ち回りで各地の銘菓をふるまうことになっているのですが、今回は理事会開催地である長崎の銘菓、カステラでした。「匠寛堂」は知る人ぞ知るお店とのことでした。おいしかった。