弁護士の研鑽の場
昨日、大阪の後藤貞人先生、東京の田岡直博先生を熊本にお招きして、責任能力に関する研修をおこないました。60名近い参加者がありました。お二人の先生方から2時間半にわたり、講義をいただきました。両先生方の熱意と人間愛をみせられて、勇気をいただきました。
終了後、場所を移して懇親会を持ちました。懇親会では講師の先生方や同志とよりざっくばらんに話すことができ、大変勉強になりました。
ところで、弁護士の仕事は生の出来事を対象とするものですから、座学で学べることには限度があります。それぞれの弁護士の経験をもとにディスカッション形式で話をするのが最も効果的な勉強方法です。だから、お酒を片手に車座になって話をし、あるいはテーブルを囲んで話をできる弁護士同士の懇親会の席は、とても大事な勉強の場です。
また、懇親会でベテランの弁護士や他県の弁護士と面識を持ち、懇意になることは、仕事の幅を広げてくれます。
そういうわけで、私に限らず、多くの弁護士はつとめて同業者と懇親会を持つようにしています。